11月15日(木)最終日
バスで「台北」から「忠烈祠」に行くまでに「台湾総統府」の前を通過しないと思っていたら、なんと真正面に見えるではないか。事前学習の授業でも取り扱った建物だけに、担当者としてはありがたかった。



忠烈祠
帰国後、ネットで「忠烈祠」のことを調べたら、「衛兵交代」以外にいろいろ見どころもあったようで見学しなかったことを後悔している。
1911年、「満州族」の「清」を倒して「漢民族」の「中華民国」を建国した「辛亥革命(しんがいかくめい)」や、日中戦争のために倒れた約33万人の英霊が祭られており、それに関する展示などもあったらしい。
また、「辛亥革命」で戦死した「山田良政」という日本人も唯一の外国人として祭られている。日本史の教科書にも登場する陸羯南(くがかつなん)のすすめで中国語を学び、その後陸軍の通訳として従事。そして「辛亥革命」の中心的人物「孫文」と出会ってよき同志となったそうだ。
ちなみに「孫文」は、生徒諸君が必ず持っていた紙幣「ニュー台湾ドル」100ドルの肖像の人物である。








途中、昼食をとった公園にて




生徒が持っていたエバーリッチのレシート。「107年11-12」の日付に注目。
台湾では「民国紀元」というものがあり、台湾でしか通用しない「何年」の表記法だ。今年は「西暦2018年」だが、「民国紀元」では「107年」にあたり、1911年の「辛亥革命」を「紀元=元年」としている。台湾を訪問した時に知っておくと戸惑わないで済む。

付添教師14人+看護師1人+JTB4人 関空にてささやかな解散式。

生徒の皆さん、そして付添された皆さん、本当にお疲れ様でした。明日、また学校で笑顔で会いましょう。はい。
(追記)
修学旅行、しかも海外ということで、どの保護者の方も「不安」「心配」なお気持ちがあったと思いますが、このブログを通じて現地での状況をある程度はお伝えできたかなと思っています。
修学旅行最終日の「チャイナエアも到着」などに保護者の方からコメントをいただきました。これを読んで付添教師の皆さんでブログを発信してよかったと思いました。わざわざコメントを書いてくださりありがとうございました。
42期生が卒業するまであと1年4ヶ月。今後も本校の教育活動にご理解・ご協力をいただきますようよろしくお願いします。
posted by ibanishi at 18:13|
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42期生